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[ 歌の景色 & 歌詞・和訳] LEMBRA DE MIM – Ivan Lins

7月 28, 2022
Torako

[ 歌の景色 & 歌詞・ 和訳] - LEMBRA DE MIM - Ivan Lins

こんにちは!トランスレーション・サブのトラ子です。≧◠‿◠≦.

本日の歌の歌を紹介しま~す。イヴァン・リンスヴィー トル・マルティンスの名曲 Lembra de mim/レンブラ・ジ・ミン」(和訳:僕を忘れないで)です。

曲名:Lembra de mim (レンブラ・ジ・ミン)

作詞: Vitor Martins (ヴィートル・マルティンス)

作曲: Ivan Lins (イヴァン・リンス)

年:1995

ジャンル:ボサ・ノヴァ

言語:ブラジル・ポルトガル語

私の大好きな歌です。初めて聞いた時、あの穏やかな口笛で歌に吸い込まれ、まるで異次元世界にでも行って静かな海を眺めているような気分になりました。♪…イヴァン・リンスさんの優しい声(ピアニストとしての腕も素晴らしい)とヴィートル・マルティンスさんの感情が込み上げるような歌詞の組み合わせで忘れられない歌になりました。

「Lembra de mim」は1995年に、「Anjo de mim」というアルバムで“リリースされましたが、実はこの曲ができたのは1992年なです。イヴァン・リンスさんがご自身のFacebookに、この素敵なボサノヴァの制作の裏話を投稿してくれました。その投稿は次のとおりです。



「皆さん

「Lembra de Mim」の曲の方は、カリフォルニア州ロサンゼルス市のウッドランドヒルズでできました。1992年の「Saudades do Rio」と名付けられたセレクション(or特集Or選集)の中の一曲です。 【TORAKOメモ: 「Saudades do Rio」は「リオが恋しい」の意味】.

歩いている人の少ない街で、渋滞で毎日6時間以上を車の中で過ごしていた。あの車ばかりの都会がもう耐えられなかったんです。

家族や友達、そしてリオの素晴らしい自然がすごく恋しくて…

さて、曲自体はわりとすぐできたけれど、何だか憂鬱な気分でした。それからブラジルに帰国して、その曲は2年ほどお蔵入りになりました。1994年、サンパウロのサービスアパートメントで「Anjo de Mim」の新アルバムのプレプロダクション活動を始めた時、L.Aで作ったセレクションから3曲を取り出したのです。その中に、「Lembra de Mim」があって、歌詞はまだないまま、この曲はヴィートル・マルティンスに手渡されました。

歌詞が届いたとき、胸が締め付けられるような気持ちになりました。若い頃に突然終わった恋のことが思い出されたのです。突然終わった関係で、2年ほどその失恋を引きずりました。別れて以来、彼女とは会ったこともなくて… 正直、いつか会うのが怖かったです。実は10年前、今は閉店してしまったCanecão劇場でのライブの後、バッタリ彼女と会ってしまいました。その時は動揺しましたが、大丈夫でした。

ちょっと不思議ですが、ヴィートルは誰かのことを考えながらその歌詞を書いたのかどうか分かりません。彼はそういう話はしない男です。

でも、この歌詞に共感してしまう人は多いのでは?

お元気で

イヴァン」

素敵なお話と思いませんか。 \ (•◡•) / イヴァン・リンスさんもまた、全世界を魅了したブラジル人アーティストの一人なんです。 下記は、ポルトガル語の歌詞と和訳付きのYoutube動画を視れらます。ご覧くださ~い♪(ノ)’∀`(ヾ)
  では、歌詞と和訳対訳をみましょう (⌒▽⌒)/

歌詞

和訳

 
LEMBRA DE MIM
 
僕を忘れないで
Lembra de mim 僕を忘れないで
Dos beijos que escrevi nos muros a giz 一所懸命チョークで壁に描いた君への想いも
Os mais bonitos continuam por lá まだキレイなままに残されている
Documentando 誰かが
Que alguém foi feliz 幸せだった印
   
Lembra de mim 僕を忘れないで
Nós dois nas ruas まるで他のカップルへの
Provocandos os casais 嫌がらせのように
Amando mais 愛の限界を超えるほど
Do que o amor é capaz 愛し合っていた僕たち
Perto daqui この近くで
Há tempos atrás 昔のころに
   
Lembra de mim 僕を忘れないで
A gente sempre se casava ao luar いつも月光の下で結ばれていた後
Depois jogava os nossos corpos no mar 海に浸かれていた僕たち
Tão naufragados 疲れ果てていた身体は
E exaustos de amar 愛に溺れていた
   
Lembra de mim 僕を忘れないで
Se existe um pouco de prazer em sofrer もしも苦しみに一欠けらの喜びでもあったとしたら
Querer te ver 君に会いたい気持ちが
Talvez eu fosse capaz あったかもしれないけれど
Perto daqui この近くで
Ou tarde demais もう遅すぎるかな
   
Lembra de mim 僕を忘れないで
A gente sempre se casava ao luar いつも月光の下で結ばれていた後
Depois jogava os nossos corpos no mar 海に浸かれていた僕たち
Tão naufragados 疲れ果てていた身体は
E exaustos de amar 愛に溺れていた
   
Lembra de mim 僕を忘れないで
Se existe um pouco de prazer em sofrer もしも苦しみに一欠けらの喜びでもあったとしたら
Querer te ver 君に会いたい気持ちが
Talvez eu fosse capaz あったかもしれないけれど
Perto daqui この近くで
Ou tarde demais もう遅すぎるかな
   
Lembra de mim 僕を忘れないで
FUN FACT
“Lembra de mim” はブラジルの人気ドラマのテーマ曲として2回使用されました。História de Amor (1995) のエンディングテーマと Caminho das Índias (2009) のシルヴィア(キャラクター)のテーマでした。後者は Emílio Santiago さんの演奏で、こっちもひと味違うバージョンで、おすすめです。٩(• ◡•)۶

今回の歌はいかがでしたか。イヴァン・リンスさんの他の曲は聞いたことありますか

本日のトラ子ブログはこれでおしまいです。(。◕‿◕。)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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またお会いしましょうね。(*ฅ•̀ω•́ฅ*) がぉがぉ〜 =) 

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